メディカルデータベース

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安全で効果的な薬物治療を支援するメディカルデータベース株式会社(以下 「MDB」)は、厚生労働省の新型コロナワクチンQ&Aに「ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。」が掲載されたことを受けて、ワクチン接種後の発熱や痛みなどにご使用いただける市販の解熱鎮痛薬一覧を作成しました。
出典:厚生労働省ホームページ 「新型コロナワクチンQ&A」

市販の解熱鎮痛薬については、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などと記載がありますが、成分名だけではわかりづらい場合があります。そのため、当社の医薬品情報データベース「OTC統合DB」をもとに、解熱鎮痛の主成分としてアセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンのいずれかを含む製品(そのほかの主成分が胃の負担を押さえる成分とビタミンCのみのものに限る)の一覧を作成しました。

MDBでは、医薬品添付文書をはじめ、様々な公的文書や書籍・文献などを収集して評価し、薬学的見解を加味した上で、臨床現場や学術活動の経験が豊富な薬剤師が専任で、医薬品情報データベースを作成しています。医薬品情報データベースは医療機関・薬局・システムベンダー・各社企業の医科システム約 3,000件、調剤システム約 25,000件に導入されています。


「OTC統合DB」をご利用いただくことで、市販薬(OTC薬)に含まれる成分をもとにOTC薬を抽出したり、効能からOTC薬を選ぶことや、持病のある人に使ってはいけないOTC薬を確認することも可能です。

「医療用_スイッチOTC薬対応DB」をご利用いただくことで、医療用医薬品からスイッチされた成分を含むOTC薬を確認したり、スイッチOTC薬から同成分を含む医療用医薬品を確認することも可能です。


2021年